七五三はお子さまの健やかな
成長を祝う大切な行事です。
でも当日になって突然、
「下駄や草履が痛い」
「歩きにくい」
とお子さんが嫌がることも。
せっかくの晴れ舞台、
笑顔で過ごしてほしいですよね。
この記事では、下駄や草履が痛くなる原因や
歩きやすくする工夫について
わかりやすくご紹介します。
✔ 下駄・草履が痛くなる主な理由
足に合わないサイズや形
子どもの足は一人ひとり違います。
普段履き慣れない下駄や草履は、
サイズが合わないと
足に負担がかかりやすくなります。
特に親指と人差し指の付け根や
足の甲に痛みを感じる子が多いです。
鼻緒が硬い・細い
昔ながらの草履は
鼻緒が細くて硬いものが多く、
指の間に食い込みやすいです。
履き慣れていない
当日いきなり履かせると、
違和感や痛み
が出ることも。
サイズ感・鼻緒の柔らかさ・履き慣れが大切!事前準備でぐんと快適になります。
✔ 痛みを軽減する事前の工夫
① 鼻緒をやさしくほぐす
新品の鼻緒はきつめです。
指でやさしく伸ばしたり、
前つぼ部分を少しずつ緩めてあげましょう。
② かかと止め・バンドを使う
草履が脱げやすいなら、
ゴムバンドや
かかと止めが便利です。
しっかり固定できると安心です。
③ 足袋をはいて摩擦を軽減
ストレッチ足袋や
滑り止め付きの足袋もおすすめです。
④ 鼻緒が当たる場所に保護を
絆創膏を貼ったり、
ベビーパウダーを使うのも◎
絆創膏やパウダーは、当日だけでなく予備も持っておくと安心です。
✔ 歩きやすい草履・下駄の選び方
① 柔らかく太めの鼻緒
足に優しくて痛くなりにくいのは、
ふわっと柔らかい
鼻緒です。
細すぎるものは避けましょう。
② クッション性のある台
台(足を乗せる部分)は、
柔らかく軽いものが◎
子ども向けに工夫された草履も増えています。
③ 滑り止めがあるか確認
神社の石畳や写真館の床は
つるつるして滑りやすいことも。
底が滑りにくい
素材を選ぶと安心です。
④ サイズは少し大きめ
ぴったりすぎると痛くなりやすいので、
+1〜2cm程度が目安です。
ただし大きすぎると
歩きにくさが増すので、
試着できるとベストです。
✔ 嫌がるときの対策や工夫
① 事前に慣らす
七五三の数日前から
家で練習させておくのがおすすめ。
最初は5分〜10分でもOKです。
② かかと止めの活用
脱げやすさが気になるなら、
ゴムバンドやスナップ式のかかと止めを。
透明タイプもあるので、
和装になじみます。
③ 鼻緒を広げて調整
指で広げるだけでも、
痛みの軽減につながります。
無理せず、調整できる専門店も検討を。
✔ 指の間に絆創膏やパッド
✔ 足袋の裏に滑り止め付き
✔ ベビーパウダーで摩擦軽減
✔ 輪ゴムやバンドで脱げ防止
✔ 草履や下駄がどうしても合わないとき
和装に合う別の靴を選ぶのも手です。
シンプルなバレエシューズや
チャイナシューズなどは、
和装にマッチしやすいです。
袴ブーツや
刺繍入りの靴も人気です。
無理して草履にこだわらず、
お子さんが安心できる選択を。
✔ 歩き方と当日のサポート
ゆっくり歩くのがコツ
草履は「かかとを引きずらず、
指先で地面をつかむ」感覚で歩くと◎
「焦らずゆっくりでいいよ」と声がけを。
保護者のフォローも大事
ときどき足元を見てあげたり、
痛そうな仕草があれば
すぐに休憩を。
替えの靴を持っておくと安心です。
まとめ|七五三を快適に過ごすには?
七五三当日を笑顔で過ごすために、
草履や下駄の痛み対策はとても大切です。
✔ やわらかくて太い鼻緒
✔ 滑り止め付き・軽量の草履
✔ 足袋やかかと止めで補助
✔ 無理なときは代替シューズも検討
準備やちょっとした工夫で、
お子さんも快適に過ごせます。
大切な思い出の一日が、
楽しく笑顔いっぱいになりますように。