七五三、母親の着物選びに迷う方へ
お子さまの成長を祝う大切な一日。
母親としてどの着物を選べばよいか、
悩んでいませんか?
本記事では「訪問着」「色無地」「色留袖」の違いと、
色選びのポイントをわかりやすく解説します。
思い出深い装いを、一緒に見つけましょう。
母親の着物選びの基本ポイントは?
まず大切なのは、お子さまが主役であることを忘れずに。
母親の着物は、華美すぎず
上品で控えめな印象が好まれます。
お子さまと色柄が重ならないよう気を配り、
家族全体のバランスを意識しましょう。
訪問着・色無地・色留袖の違いは?
✔ 訪問着とは
訪問着は肩から裾まで絵羽模様が続く着物で、
結婚式や入学式でも着用される準礼装です。
七五三でも人気で、
上品な華やかさと品格が魅力です。
✔ 色無地とは
色無地は一色で染められた着物で、
模様がなくすっきりとした印象。
家紋を入れると
略礼装としてフォーマル対応できます。
✔ 色留袖とは
色留袖は裾にのみ模様がある着物で、
本来は結婚式など高い格式の行事向けです。
ただし、一つ紋で比翼なしなら、
控えめカラーを選べば七五三でもOKです。
色留袖を選ぶ際は、
紋の数・比翼の有無・地味な色味を必ずチェック!
着物の色選びの基本ルールは?
母親の色選びは、
「淡く上品」にするのが基本です。
お子さまより目立たずに、
でも季節感や華やかさも忘れない選び方が◎。
淡ピンク、クリーム、ベージュなどの
パステル系は優しさを演出します。
青・赤・ピンクなど、色別の印象は?
✔ 青系の着物
水色や青は、爽やかで清楚な印象。
お子さまの着物が暖色系なら、
母親は青系でコントラストを持たせると
バランスがよくなります。
✔ 赤・ピンク系の着物
淡いピンクは、優しさや気品を演出。
ただしビビッドな赤は目立ちすぎることも。
落ち着いた色味を選ぶと安心です。
✔ その他の人気色
ベージュ・クリーム・グレーなどは、
肌なじみがよく、どの年代にも似合います。
藤色やうぐいす色も、
和の雰囲気があり落ち着いた印象に。
さりげなく取り入れると、
より洗練された印象に。
コーディネートのポイントはどうする?
✔ お子さまとのバランスを意識
同じ色味を避けつつ、
相性のよい色で統一感を出しましょう。
赤系の子ども着物には、
母親はベージュやブルー系などが好相性。
✔ 帯・小物で華やかさをプラス
帯や帯締め・帯揚げは、
着物との調和を意識して選びます。
落ち着いた着物に、
明るめ小物を合わせるとアクセントに。
✔ 家紋の入れ方
色無地や色留袖に家紋を一つ入れると、
フォーマル感がアップします。
「抜き紋」は格式高め、
「縫い紋」は略式ですが自然な印象です。
着物選びのQ&A!
Q. 色留袖って本当に七五三で着て大丈夫?
一つ紋で比翼仕立てでなければ、
落ち着いた色合いの色留袖でも問題ありません。
ただし地域によって印象が異なるので、
不安な方は訪問着・色無地が無難です。
Q. 青や赤の着物は派手に見える?
くすみ系・淡色を選べば問題なし。
落ち着いた色合いで、
全体のバランスをとることが大切です。
Q. 着物が用意できないときは?
レンタルサービスも充実しています。
プロのアドバイスを受けられる店舗を選ぶと、
安心して選べます。
まとめ!母親らしい上品な装いで
七五三の母親の着物は、
訪問着・色無地・色留袖のいずれでもOK。
大切なのは、お子さまの主役を引き立てつつ、
自分らしさを感じられること。
淡い色味・上品な柄を意識して、
家族のバランスに合った装いを選びましょう。
着物を通じて、
お子さまの成長を一層喜ばしいものに。